マンション売却にまつわるコサギのブログ

マンション売却にまつわる査定のポイントなど

売却を強いるような悪徳業者

不動産業者の中には、強引な契約を迫ったり、査定段階で売却を強いるような悪徳業者がいます。


売却予定の不動産物件を一斉査定した時に、他の会社より極端に高すぎる査定額を出してくる業者は、悪徳業者である可能性が高いため、警戒した方がいいかもしれません。

 

査定額が相場に対して不自然かどうか判断できるのも一括査定をおススメする理由です。他にも、査定額に関する説明を求めた時に、ハッキリとした回答をくれない業者も悪徳業者である可能性が高いです。

一戸建ての場合、売りたい価格にならない可能性があります。
例えば古い物件では、土地のみで販売するために更地にするか、解体費用を負担してほしいと、交渉されてしまうことがあります。

他にも、お洒落で先進的な一戸建ては新築時に建築費が通常よりかかるにもかかわらず、いざ売る際には独自のこだわりがマイナス評価されることもあり、不服にも相場より低い価格設定になってしまうことがあります。

不動産の任意売却について語られるときには良いところだけを説明されてしまうことが多いでしょう。

しかし、当然のことながら良くない点もあるのです。任意である以上、競売などで用いられる強制売却方式ではないので、少々面倒な手順を踏む必要が生じてしまいます。金融機関を相手にした交渉、諸々の手続きは当たり前のことで、購入を希望される方の内覧には立ち会わなくてはならず、相当な負担を強いられることを覚悟せねばなりません。

 

ここまでの労力と手間をかけているにも関わらず、100パーセント売却できるわけではないのです。

ようやくマンションの売却が済んだ後で発生するクレームの中で多いのは、「瑕疵担保責任」に関連のある内容となっています。

売却が済む前には、素人目ではチェックしきれなかった破損、欠陥などが、売却後に発覚してしまった場合、その責任を負う義務があるという法律です。

しかし、次の入居者が破損させておきながら、責任を求めるケースもあります。どう転んでも利害関係が生じ得ない方に依頼して、映像、もしくは、画像記録を残すことによって無意味なトラブルに巻き込まれずに済みます。

匿名で物件の査定をしてもらいたいと考えている人が増えたため、この頃は、個人情報を入力せずに不動産の一括査定を受けられるサイトがよく使われているようです。個人情報を伝えないことの利点としては、しつこい営業や宣伝を受ける可能性が低く、素性の疑わしい業者に詳細な個人情報が漏れる危険がなく、安心感が違うということでしょう。しかし、注意点もあります。

匿名で依頼できる査定は簡易査定だけなので、正確な査定額を知るためには、個人情報を入力し訪問査定を受けなければならないでしょう。

 

不動産の評価見積りでは、条件面で交渉に支障が生じることもあります。程度の違いはありますが、多くは確認のし忘れや、転記ミス、伝達漏れなどがきっかけであることが多いです。諸条件については丁寧に確認し、記録を残しておくことがトラブル防止に役立つでしょう。返答を濁された部分や不明な件は早めに質問し、解決に努めることが大事です。見てみぬふりをしていると困るのは自分ですし、初期なら訂正で済むことがほとんどです。